U35のアル中紀行 酩酊クライシス

U35にしてアル中の長い長い断酒紀行です。





1年前を振り返ってみる

さてさて、どうにも更新がご無沙汰になってきておりますがなんとか元気に断酒は続いております。


後2週間ほどで断酒継続1年がやってきますので、個人的にこの1年を振り返ってみたりしています。


1年前はというと、プチ断酒をしては失敗を繰り返し、飲みすぎては後悔し、SNSでは管を巻き、精神的には常に抑うつ状態。

それをかき消すかのように1人連続飲酒。。

酒を中心に生活の全てが動いていたような気がします。


酒が抜けた後などは焦燥感(離脱症状ですね。。)に駆られて断酒ブログを読み漁り、なんとか同じような状況から抜け出せた人はいないかをひたすら探してみたり。

はたまた人生を絶望してみたり。

酒を断つ事への言いし得ぬ恐怖にあがなえなかったり。

アルコールによる離脱症状と身体の変化を明確に感じたり。

アル中の著名人を探してみたり。

吾妻ひでおさんの失踪日記や、まんしゅうきつこさんのアル中ワンダーランドを読んでみたり。

断酒半年とか1年の状態に今すぐ行きたいなどと思ってみたり。


とにかく様々なものが入り混じり混沌とした状態でした。


そしてある連続飲酒が明けた日、猛烈に死にたい思いと共にこう考えました。



行こう。とりあえず病院に行こう。



そこから紆余曲折、断酒1年を迎えようとしている今に至ります。


僕が最後に飲んだ酒はカプセルホテルで
朝食と共に飲んだレモンチューハイ。 
 

あれから1年。
自分自身のアルコールの負の遺産を反芻しながらここまで来たように思います。


もう2度とあんな日々には帰りたくない。
アルコールの甘い匂いが自分でも分かるような呼吸を2度としたくない。


1年前、さらにはもっと前の飲酒時代の負の遺産をしっかり抱え、反芻しながら、断酒者としての1歳を迎えたいと思います。


それでは今日はこの辺で。
 


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